最終出社日から1ヶ月が経ちました。厳密には、4月中は有給消化のためだけの会社在籍だったので、退職は4月30日付けでしたが、自分の意識の上では実質的には独立1ヶ月目でした。独立後の方や独立を目指されている方にとっては独立後1ヶ月目の感想、という形で考えていただければわかりやすいかと思うので、独立後1ヶ月経って、という表記で書いていきたいと思います。その点、ご了承ください。
ということで、独立1ヶ月目にやってよかったことを書いてみたいと思います。
- 独立後から後悔しないスタートを切りたい
- 独立後自由を持て余しそうで不安
- 自堕落な生活にならないか不安
やってよかったこと
独立後やってよかったことは、
- 運動
- 早起き
- ルーティン
です。
以下、説明していきます。
運動
運動は、独立後の日常業務にもよりますが、日常的に運動が少ない方は必須だと思います。
最初の候補は
- ヨガ
- 散歩
- プール
- 格闘系のジム
あたりでした。
格闘系のジムは、会費が月3000円〜7000円ほどかかるので、候補から外しました。収入の目処が立っていないので固定費は極力減らしたいからです。
プールは、今、コロナウイルスの蔓延がまだ収まっていないので、同居の家族からプールへ行くことの不安感を伝えられたのでやめました。
散歩は私の中では、キング・オブ・有酸素運動と思っているくらい、普遍的に有効な運動だと思います。たまに外を歩きます。無料ですし、気持ちも晴れますし、ほぼ万人におすすめできる、運動だと思います。
でも、この1ヶ月、あえて散歩に行く機会は少なかったです。なぜなら、外に出る以上、ある程度の服装は必要ですし、田舎で多くの人が車で移動する社会なので、散歩すると結構目立つんですよね。準備に多少の時間がかかるのと、田舎ならではの人目につく点がネックになったわけです。
というわけで、最終的に今残っているのは、ヨガです。
ヨガが私の中で生き残った理由として考えられるのは
- 安価
- 穏やか
- 移動時間不要
だからだと思います。
ヨガマット1枚あればできます。以前ヨガ教室に通っていたのでヨガマットは持っています。買っても数千円で済むと思います。You Tubeを見ながらやれば、月会費などもかかりません。
また、部屋の中で気が向いたときにできるので、服装を気にする必要はありません。移動時間も必要ありません。強いて言えばヨガマットを敷く時間だけです。私は一旦ヨガマットを敷いたらそのまま敷いておいて、仕事に疲れたらヨガマットのところへ行って体を伸ばしたり腕立てや腹筋をしたりします。
講師は、You Tubeの気に入ったチャンネルで大丈夫です。気に入らなければ色々試せるのでご自身で色々お試しください。
ちなみに私はこちらの「B-life」さんの動画がお気に入りです。朝ヨガ系のジャンルの動画を見ることが多いです。
最近気づいたのですが、結構ハード目の筋トレっぽいメニューも有るのに最近気づきました。見た目はゆるふわな感じですが、いざやってみたら、思わず声を出しそうになるくらい効くので、今後こちらのメニューもやりたいと思っています。
よくある筋トレっぽいストイックな感じの運動だと息が切れたりハードすぎたりするのですが、B-lifeさんの筋トレメニューは、息切れするほどハードではないけど体幹や緩みがちな箇所を引き締める、みたいな、目指している箇所に効いてるけど心臓にはそれほど負荷がかかってない、とか、体に無理をかけない、みたいな感じがして自分にとっていい感じです。
時間帯としては、一番仕事に好影響があると思えたのは、朝、仕事前にやることです。
ヨガをやらずに仕事をやりたくなって仕事に取り掛かったときと、ヨガをやってから仕事に取り掛かったときとを比べてみると、ヨガをやってから仕事に取り掛かったときのほうが仕事中の気持ちよさとかが違う気がします。
というか、いきなり仕事に取り掛かってしまうと、なんだか体が固まったまま仕事に必要な箇所しか動かしていない感じで気持ち悪いような感じがしてしまいます。
それでも、スキマ時間にヨガでもしよう、と思うわけですが、結局スキマ時間にヨガをする気にならず、一日の終わり近くになって慌てて運動らしきことをしたり、スキマ時間にヨガをしてもそれほどスッキリしなかったりと、なんとなくもんもんした気持ちが残ることが多かったです。
ですので、現在の私にとってのヨガの最適かつ最低限これだけはやる、という時間帯は、仕事前にやる、ということになっています。
早起き 目覚ましなしで起きる嬉しさ
独立するにあたって、一番の心配事は、自堕落な生活になる→健康を壊す、ということでした。
そして、自堕落な生活へ陥ることを食い止める一番わかり易い指標が起床時間だと考えました。
もちろん、起床時間が遅くたって素晴らしい仕事をされている方もたくさんおられることは事実です。
ですが、凡人の自分が自由な時間の中でどうすればより創造的な時間を生きれるかを考えると、早起きする、という行動がとりあえずは最適解である可能性が高いだろうと考えました。
結果として、ほぼ毎日朝5時前後に起きる生活になりました。
たまに前日24時過ぎに寝た翌日などは朝6時過ぎに目覚めた時もありました。でも、一番遅くてこれくらいで済んだので、まあ良かったと思います。
また、独立してまずやったことは、目覚ましをかけないで起きる、ということです。だって、時間が自由なんですから、目覚めるときくらい自分の体のリズムで起きたいものだ、と考えたからです。
具体的には、最終出社日が終わった後、スマホの目覚まし機能をオフにしました。これから自由かつ自己責任の日々が始まるんだと気が引き締まったものです。
翌日から、自分の目覚めたい時間に目覚めることになったわけですが、結局、会社に勤務していたときと同じ起床時間、すなわち5時頃起きに落ち着くことになりました。
ということで、起床時間についてはこの1ヶ月はうまく行ったと思います。
ルーティン
この1ヶ月を振り返ってみてルーティンとなったことですが、仕事と関係ないのですが、ピアノを朝食後に引くことがルーティンのようになっています。
ピアノを引くことにしたきっかけは、何年も前にピアノを始めようとして習いに行ったのですが、練習の時間を取れず習いに行くのも申し訳なくなったのと自分の休日の中で一定時間をピアノを習いに行く準備や移動時間がもったいなく感じるようになったからです。
ピアノを習いに行ってよかったと思ったのは、楽譜の譜面を多少なりとも読めるようになったことです。
我が家には、妹が子供時代に引いていたピアノと、その時使っていた書き込みのある、スズキ・メソードの譜面があり、それをもとにその譜面と書き込みを見ながら練習しています。あんなに小さい妹がこうやって毎日頑張っていたんだな、と思うとなんだかしみじみとした気持ちになります。
幸いなのは、妹が毎日毎晩カセットテープで流していたメロディーを思い出して、曲のイメージをつかめることです。
当時はうるさいなと思いながら隣の部屋で勉強したり寝ていたりしていたわけですが、無意識のうちに頭の中に刻み込まれていたんですね。
たまたま今日見た譜面に、「耳で覚える」みたいなメモがあったりしたんですが、いやはや、耳や人間の記憶というものは不思議なものです。
このルーティンの何が良かったかというと、日々少しづつでも進歩を感じられるということ。進み方は遅いですが、日々なにか進歩しているのを感じられるのは嬉しいです。
独立して、まだ具体的な収入の目処が立っていない自分にとって、決して派手ではないものの継続していることがあるということは自分の心を支えてくれている気がします。
また、副産物として、指の動かし方の自由度が増したということ。これは、ブラインドタッチがまだ不十分な自分にとって、ピアノを引いて左右の手に同時に意識を向けないといけない状況を、ピアノから奏でられる音というものでその都度確認できる状況はブラインドタッチの上達にもいい影響を及ぼしていると思います。
ブラインドタッチとピアノを引くこととでは、リズムも指の使い方も違うので、頭や指の働かせ方の引き出しの多さを増やすことにつながっていると思います。そして、反応が、ブラインドタッチでは目で見る文字で反応が返ってくるのに対し、ピアノでは耳で聞く音で返ってくる、という違いがあるのも改めて面白いなと思います。
まとめ
独立後1ヶ月目に感じた、やってよかったことを書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
独立したら本当に自由なので、独立後の生活は人それぞれだと思います。皆さんお一人お一人の景色があると思うので、独立前の方も、独立後にどんな景色が待っているか、楽しみですね。
この記事が、独立を目指しておられる方や独立後の生活をどう組み立てようか考えておられる方のヒントに少しでもなれば幸いです。
読んでいただいてありがとうございました。
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