国民年金保険料を2年前納して1万円以上お得!さらに、ネットバンク+ペイジーで外出時間も節約!

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皆さん、どんな個人事業主でも独立してまずぶつかる大きな出費、何だと思いますか?それは、国民年金保険料や健康保険料などの社会保険料です。特に、収入が安定していない中で何十万円と出ていくのは正直痛い出費です。また、納付に行ったりする手間とかも面倒くさいです。人によってはそんなの面倒くさくないよ、と言われる方もおられるかもしれませんが、私にとっては面倒くさかったです。

そこで、なるべくトータルでの出費を少なく、かつ、外出の手間を掛けないやり方を実行したので、どんな風に実行したかを書いておきます。

この記事はこんな方にオススメです
  • 法人を作らず個人事業主として独立したい方
  • 国民年金保険料をなるべく少なく納付したい方
  • 外出するのが面倒くさいと思う方

具体的には、

  • お得を取るために→2年前納で15000円くらいお得
  • 外出せずに納付するために→ネットバンク+ペイジーで納付

ということをやります。

結果として、

  • 2年分の国民年金保険料が15000円ほど少なくて済む
  • 手数料無料で完全在宅で納付可能。電車賃・ガソリン代の節約。

が実現できるわけです。ただ、ちょっと自分から主体的に動かないといけない場面が出てくるので、そのことについても触れたいと思います。

では、具体的な手順を順を追って説明します。

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目次

手順

役所で国民年金への切り替えの手続き

これは、退職直後にやることなので、大して気をつけなくてもいいでしょう。ちなみに、この際に、国民年金とは関係ないですが、住民税の納付を口座振替にする手続きをついでにとっておくと、わざわざ住民税を納付する手間が省けて事業に集中できるのでおすすめです。

この点についてはこちらの記事でも触れています。

国民年金の納付書が来る

国民年金への切り替えの手続きをしてしばらくすると、国民年金の納付書が分厚い封筒に入って郵送で送られてきます。

この納付書、大変良く準備されていて、

  • 毎月納付対応の納付書
  • 6ヶ月前納対応の納付書
  • 1年前納対応の納付書

と、色んなパターンに対応した納付書が入っています。その中から、自分が納付したいパターンを選んで納付するわけです。

これを見て、なんて用意周到なんだ、と思いました。でも、こんなにたくさん入ってたら、整理が苦手な人は却って混乱しそう、とも思いました。

で、2年前納をして最大限のお得を取りたいと思っていた私は、2年前納の用紙を探したところ、入っていません。「2年前納をしたい方は各地区の年金事務所に問い合わせて送ってください」となっているわけです。

電話なんて普段なかなかすることがなくなっていた私は、「電話、面倒くさいな」と思いながら、久々に受話器を取り上げ、年金事務所に電話しました。

2年前納の納付書を年金事務所に問い合わせ

応対してくださった方は大変親切そうな方だったような気がします。

私は、クレジットカード納付や付加年金の申請もしたいと思っていたので、それらについての申請書もついでに頼みました。そんなことをしてもなんにも面倒くさそうな感じを見せずに応対していただけて、良かったです。

今回この電話で送ってくれるよう頼んだものをまとめると以下のようになります。

  • 2年前納用の用紙
  • 国民年金のクレジットカード納付の申請書
  • 付加年金の申請書

1つの電話でまとめてお願いすればこちらの手間も相手の手間も減ると思うので、よろしければ参考にしていただければと思います。

必要なものを選別

2年前納の用紙が来たら、改めて必要な用紙を選別します。たとえ2年前納をする気満々だったとしても、中途半端な時期だと、残り1年9ヶ月+1ヶ月分、など、半端な1ヶ月分を前納分とは別に納付する必要が出てきたりします。

それも考えて、きちんと最初から最後まで漏れがないように必要な用紙を選び出します。

間違って納付してしまわないよう、選別したものは使わないものとは分けて、別の1つの封筒に入れてしまうのもわかりやすいと思います。

そして、その選別した納付書が入っている封筒だけを持ってネットバンクでの納付手続きへと進みましょう。

ネットバンクで納付手続き

さて、選別した納付書を持ってパソコンの前におられることかと思います。ここからは、ネットバンクでの手続きに入ります。ネットバンクの準備はいいですか?ペイジーが使えないネットバンクもあるので、「〇〇銀行 ペイジー」などで調べて、ペイジーに対応しているネットバンクを予めご用意ください。

私は、楽天銀行を使いました。楽天銀行はペイジーに対応しています。私の住んでいる地域の地方銀行もペイジーに対応しているようなのですが、普段楽天銀行をメインに使っているので楽天銀行を使いました。

ネットバンクにログイン

ネットバンクにログインします。

ペイジーを探す

ネットバンク上でペイジーの画面へのリンクを探します。結構見つけにくいところにあったりするので、「〇〇銀行 ペイジー」で検索して、そこからいきなりペイジーのページに入るのもいいかもしれません。

出納機関番号を入力

ここからは、年金事務所から送られてきた納付書を見ながら操作を行います。

ペイジーは、国民年金保険料だけでなく、水道、電気、ガスなど、いろんな機関への納付を扱っているので、どの機関への納付かを絞り込む必要があります。初めてなので、「間違った機関へ納付したらお金が無駄になるかも〜」と思って結構慎重になりました。

絞り込み方は色々ありますが、納付書に書かれている「出納機関番号」を入力していきなり一つに絞り込むのが間違いもなくていいかと思います。桁数が多くて面倒ではありますが・・・。

年金番号を入力

年金番号も入力します。

こちらももっと桁数が多いのでもっと面倒くさいですが、自分のお金に関わるので注意して入力しましょう。

自分の名前を確認

年金番号の入力が完了すると、自分の名前と納付金額が表示されます。

ここで納付書に書かれている金額と一致すると思うので、一致したら少しホッとします。

金額などを確認して納付

金額を確認したら納付確定をします。

これで晴れて納付完了です。

半端な月があるなどの場合は、その納付書ごとに入力し、納付します。同じように納付書を見ながら出納機関番号・年金番号を入力して納付していきます。

更に保障を厚く+お得を取るために 付加年金

国民年金だけでは老後の保証に不安が残ります。会社員は、国民年金+厚生年金という2階建てなのに対し、個人事業主は国民年金のみの1階建てという点で、会社員に比べて老後の年金面での保証は薄いといえると思います。

そんな個人事業主にとってぜひとも納めておきたいのが付加年金。国民年金を親亀としたら、付加年金は、国民年金の上にちょこんと乗っかっている子亀みたいなものと考えてもいいかもしれません。

詳しくはこちらの日本年金機構のページを参照していただきたいのですが、ざっくりといえば、年金を受け取りはじめて2年でが取れるという、大変コスパの良い制度だということです。正式には「付加保険料」と言うそうです。

そして、このページでは詳しく書かれていないのでよくわかりませんでしたが、この付加年金でも2年前納が選べて割引を受けられます。額は少ないですけどね。しかも、ペイジーで納付完了できます。

手順は以下のとおりです。

年金事務所に問い合わせ

何もしなければ付加年金は納めないことになっているので、地域の年金事務所に問い合わせをします。

先程も書いたように、私は、年金の2年前納の用紙を送ってもらうのと一緒に付加年金の申請書も送ってもらいました。

送られてきた申請書に希望する期間を書いて返送

しばらくすると、2年前納の納付書と一緒に付加年金の申請書も送られてきます。

納付を希望する期間を書く欄があるので、そこに、自分が納付したい期間を書きます

私は、年金と揃えたほうがわかりやすいだろうと思ったので、年金と同じ期間にしました。

そして、返送用封筒が同封されているので、返送します。

ちなみに、この返送は早めにしたほうがいいです。というのも、付加年金の申請をした月からの納付になるので、月をまたぐとその分納付できる月が減り、将来の付加年金分の受取額も減るからです。

また、あまりに月の終わりギリギリだと、最初の1ヶ月分は前納としてまとめてもらえず、その最初の1ヶ月分だけ前納割引のない1ヶ月400円そのままの金額を納めることになるからです。私はギリギリになったので、1ヶ月分は前納割引なく納めることになりました。皆さんは気をつけてくださいね。

納付書が送られてくるので年金と同じように納付

しばらくすると、付加年金の納付書が送られてきます。

ここからは年金の納付のときと同じく、ネットバンクでペイジーで納付、という流れになります。

私は、年金の方の納付が先程の手順で終わって何日かのタイムラグがあった後、付加年金の納付書が来て納付、と言う形になりました。

付加年金の納付のときは行ってみれば2回めのようなものなので、最初の年金の納付のときよりスムーズにできました。

次回以降は?

あと2年ほど先ですが、次回以降の納付をどうするか?ということも、すぐにではないですが、考える必要があります。

2年前納でも、納付方法によって割引額が違うからです。

口座振替で納付する方法が一番割引額が大きく現金・クレジットカード納付の場合は少し割引額が小さくなっています。

私は、クレジットカードのポイントが欲しかったので、クレジットカード納付を申請しました。

ポイントや割引額を見た結果、ポイント還元額のほうが割引額より大きいのでクレジットカードで2年前納でいいかと思っているのですが、ポイントは気にしないから割引額を一番高くしたいのであれば口座振替で前納、と言う方法を選んだほうがいいかと思います。

これは、人それぞれでしょうね。申請期限までに申請すればいいので、申請期限にだけ気をつけてしばらく考えてもいいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

国民年金は、個人事業主になって最初にぶつかる公的機関への大きな金額の納付です。できればスムーズに、本業に差し障りないように納付したいものですよね。

2年前納をすることによって、確実に15000円くらいのお得を取れます。

資金繰り的に痛いのは事実ですが、受けられる保証が同じならなるべくお得な納め方をしたいなと思って2年前納をしてみました。

2年前納をするまでの手続きがひと手間必要だったのと、付加年金の手続きも一緒に済ませたほうがいいと思ったので記事にしてみました。

ちなみに、2年前納についての日本年金機構のページはこちらです。

読んでいただいてありがとうございました。この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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