独立・起業したいなら、まずはメルカリで不用品を売ってみよう

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この記事を読んでおられる方の中には、将来、独立・起業したいけど、まだ生活防衛資金もたまらないし、得意なこともいまいち見つからない、何から初めてわからない、という方もおられるかと思います。

そんな方に、リスクが少なくて始められることを紹介したいと思います。それは、メルカリなど、フリーマーケットサービスでの不用品の販売です。有名なのは、メルカリやヤフオクなどです。名前を一度は耳にしたことがある方もおられるかもしれません。

色んなフリマサービスがありますが、2021年現在で初心者でも使いやすくて効果も出やすいのはメルカリだと思います。

でも、不用品の販売なんか、手間ばかりかかって対して儲からないんじゃないの?と思われる方もおられるかもしれません。そこで、どうして私が、独立・起業を目指す方にメルカリでの不用品販売をおすすめするのか、独立を目指す上での不用品販売のメリットを説明したいと思います。また、その後にデメリットも説明したいと思います。不用品販売が、単に断捨離だけにとどまらず、独立起業にどの様に役立つかを書いてみました。

この記事はこんな方にオススメです
  • 将来、独立・起業したいと思っているけど、何をやって稼げばいいかわからない方
  • 独立・起業に向けて、稼ぐ、という点で具体的に一歩を踏み出したい方
  • 何を軸にして稼ぐか決まっていない人
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目次

メリット

まず、不用品販売のメリットを書いてみます。

持ち物が減る

まずは、持ち物が減る、ということです。

持ち物が減る事により、次の効果が期待できます。

  • 部屋・倉庫の占有面積が減る
  • 判断の回数が減る(思考の占有面積が減る)

部屋・倉庫の占有面積が減る

物が減れば、単純に、それまでそのものを置くのに使っていた、部屋なり倉庫なりの占有面積が減ります。これにより、家賃換算すれば活用されていなかったその物の占有面積が別の、減税必要なことに使えるようになるのです。

これはつまり、同じ家賃でも、その物が減った分だけ部屋が広くなった、と言えます。もっと考えると、有効活用している面積あたりの家賃が下がった、とも考えることもできると思います。大家さんと家賃の減額交渉をするより、簡単だと思いませんか?

判断の回数が減る(思考の占有面積が減る)

独立起業に向けて、もっと重要だと思うのが、判断の回数が減る(思考の占有面積が減る)、ということです。

独立起業に向けて、色々と学ぶ必要があります。サラリーマンをやっていれば会社がやってくれていた税金や社会保険周りのこと、社会での罠を見極めて生活防衛資金を貯めること、稼げる武器を身につけること、などなど色々です。

そんな時、物の在り処を探したり、物の収納場所をあれやこれや工夫して有効活用する前にまず、そもそもいらないものは自分の身の回りからなくそう、としてみてもいいのではないでしょうか。

持ち物が少なくシンプルであれば探す手間も減ります。案外、探すことに時間を使っているかもしれません。

また、人が一日に判断できる回数は限られている、とか、決断疲れということがあると言われています。意思決定を長時間繰り返すと決定の質が低下する、らしいのです。

瞑想やマインドフルネスが近年注目をあびているのも関係があるかもしれないな、なんて思ったりします。

持ち物を減らすことで、判断回数が減り、意思決定の質が高まる、ということも持ち物が減ることの効果かなと思います。

過去の棚卸しができる

過去の持ち物を見返してみると、使っていた時の状況やそのときにお気に入りだったもの、苦い思い出、色々と思い出すことがあるかもしれません。

何年も経ったからこそわかる、自分の未熟さや、それを感じることのできる自分の成長、感謝したい人々などが思い浮かんでくるかもしれません。

今の貴方があるのは、普段は意識していないかもしれませんが、過去のあなたがその時点で一生懸命考え、決断し、行動してきたからこそなんだ、と気づくかもしれません。

「未熟なりに、よく頑張ってきたなぁ」、とか、「あぁ恥ずかしい、今だったらこんな事絶対やらないのに」などと、過去の自分を俯瞰して見れることで、今後、いざ何かの決断のときに、役に立つかもしれません。

あまり感情に浸ると家族等から「早くしなさいよ」と急かされるかもしれませんが、程々に、過去の自分へのねぎらいも込めて、過去に使っていた物との別れをすることもたまにはいいのではないでしょうか。

商売の基本的な感覚を体感できる

物を売る、という、商売の基本的な感覚体感できます。ゲームでなく、実際に世の中で使えるお金として返ってくるんです。

その相手側には、この価格だったらこの商品を欲しい、と思って購入ボタンをクリックしたお客様がいます。

お客さまのニーズに応える商品を、支払ってもいいという価格で出品し、お客様のニーズに答えられたのです。

100冊のビジネス書を読むだけでは得られない、商売の実体験を、自分で物を売る、ということで体験できます。

ニーズの把握・買いたくなるような写真撮影・中古品ならではの傷や不足品などを適切に文章や写真にしてお客様が知りたい情報を把握できるようにする気配り・コミュニケーション・いい状態で届くような梱包や発送の工夫・売れて入金された喜び、などなど、いろんな商売のエッセンスを、実体験できます。

やり方が分からなければ、検索すれば、先人たちの工夫が無料で手に入ります。有料教材はいりません。

ぜひ、商売の実体験の中から、皆さんなりにしっくり来るやり方を見つけ出していってください。

小さく失敗して学ぶことができる

メルカリでは、匿名配送が基本になっています。自宅の住所や連絡先を相手に知らせることがないまま販売できます。それでいてしっかりとお金も回収できます。このように、フリマサイト販売の初心者に優しいしくみが色々と備わっています。

いざ困ったときは検索したり、メルカリの運営側に問い合わせたりして解決できる、という、助け舟もあります。

ビジネスの荒海に出る前に、ある程度守られた環境で、試すことが出来ます。

いざ初めて見ると、小さな失敗は誰でも経験するものです。

値付けミス、コミュニケーションミス、梱包や発送のミスなどなど。得意不得意は人それぞれ。実際の商売で大きな金額で仕入れた商品で大きな取引先に対してミスをしたらかなりの痛手になるかもしれませんが、メルカリで売る商品は、せいぜい家の不用品です。致命傷になんてならないでしょう。

小さく失敗してその中から学ぶ。10回やって1個か2個当たればいい。実際のビジネスではそんなものらしいです。サラリーマン時代とは違った価値観だと思います。このような独立・企業に必要なマインドを徐々に学ぶきっかけにもなると思います。

デメリット

でも、メリットだけではありません。デメリットも押さえておけば、デメリットを最小化してメリットをより享受できると思います。そんなわけで、デメリットについても書いてみます。

手間がかかる

出品に手間がかかります。

写真を撮り、説明文を書き、値付けをします。

写真を撮るためにある程度写真映えのする場所に置いたり、背景に映るものを気にして撮ったりと、写真を撮るのに工夫します。また、傷などもなるべく撮ったりして、お客さんの不安をなるべく解消するようにしたり。

また、説明文も、ある程度書く必要があります。傷や、不足している付属品などについては書いておくほうがいいですね。

値付けも、メルカリでの相場やヤフオクでの相場などを見て決めることが多いです。古いとか、希少品だと、あまり出品されていなくて値付けが難しかったりします。

梱包・発送にも手間がかかります。

輸送中に傷まないように緩衝材を入れたり、なるべく送料の少なくて済む箱に入れたり。

ただ、これらは、どの程度丁寧にやるか、は人それぞれとか状況によりけりです。早く売ってしまいたかったら安めの価格にしておけば早く売れたりします。

例えば、商品のアップデートが頻繁にあるパソコン関連のものなど、説明文の丁寧さよりも出品を速やかにするほうが重要なものもあったりします。そんな場合は、手間をかけるよりさっと出品してさっと売り切ってしまう、ほうがいいことも。

この塩梅も、皆さんがご自身の状況に合わせて調整していけるのでいろいろ試してみてくださいね。

売れないと場所を取る

出品しても売れない間は、その物は依然として家にあり続けることになります。

売れてしまってなんぼ、という点は否めないでしょうね。

早く売り切りたい商品やかさばる商品は価格を低めにして早く売り切る、というのもありかもしれません。

時間のロスになる

写真撮影、説明文、値付け、梱包、発送などなど、色々と手間と時間がかかります。

時給単価の高いお仕事をされている方は、メルカリで時間をかけて売るよりもさっさと捨ててしまったほうがその時点での時間単価という点ではコスパがいいかもしれません。

また、物を見て思い出にふけりがちな方は、思い出にふける分、時間をロスしてしまうかもしれません。それも人生の豊かさだと思えばまた一興かもしれませんね。

過去の思い出したくない感情を思い出してしまうこともある

物を見て、ふと当時の感情がこみ上げてきたりすることってありませんか?

物とは直接関係なくても、その物に紐付いている記憶のせいで、ふと、思い出したくない記憶が蘇ってくることがあるかもしれません。それは自分の未熟さだったり、今ではやらないような向こう見ずな行動だったり。

もう思い出したくない、ということでその物をさっと捨ててみるのもいい案だと思いますし、せっかくあるんだから出品してみよう、と、出品して、今の経験やお金に変えてみるのも、どちらもありだと思います。

今の自分にしっくりするやり方でお別れすればいいのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「物とのお別れ」とか、感傷的なことも書いてきましたが、出品している場面では現金なもので、「売れるかな〜?いくらにしよう?」ということばっかり気にしているんです。実は。

この記事を書いていたら、「物とのお別れ」とか、思い浮かんできたんです。書いていて、そういう側面もあるなと。文章を書くって不思議なものですね。でも、また出品するときには、「いくらにしよう?早く売れるといいな」とか、現金なことばっかり考えるんでしょうね。

読んでいただいてありがとうございました。この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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