ebay輸出で値下げ交渉がバイヤーから来た時の対処法 3つ

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値下げ交渉がバイヤーから来た場合にどうするか?について、対処法をまとめてみました。

そしてその結果についても振り返って書いてみました。ほんの小さな経験に過ぎませんが、事例集みたいな感じで書き足したり修正したりするのも面白いかなと思います。

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目次

断る場合(「Decline offer」)

送る文章

断る場合は私は次のように書くことが多いです。

Dear 〇〇,

Thank you for your interest in this item.
I’m sorry but I can’t accommodate you at this time.

Thank you anyway!

Kind Regards,

親愛なる〇〇様

この商品に興味をお持ちくださり、どうもありがとうございます。
申し訳ありませんが、現在のところは、ご希望に添えかねます。

どちらにしろ、お礼を申し上げます。

敬具

「どちらにしろ、お礼を申し上げます。」というのが日本語として変な感じがしますが、決まり文句みたいなもののようなのでこう書いています。郷に入れば郷に従えかなと思っています。

結果

多くの場合

オファーを断るのはコミュニケーションをこちらから断つようなもの。

なので、多くの場合、これで終わることが多いです。

たまにあるケース

ところが、たまに、何度もオファーしてくださるバイヤーもおられます。

先日などは何度も断ってるのに何度もオファーをしてくるバイヤーに出会いました。

最初はかなり低い価格でのオファーでしたが、段々と高くなり、ついには許容できる価格になり、こちらもいい気分で成約、なんて場合もありました。

こんなこともあるので、最初のオファーを断ったとしても、バイヤーの買う気次第では案外高く売れる結果につながることもあります。

カウンターオファーを出す場合(「Make a counteroffer」)

カウンターオファーを出す場合、つまり、こちらから価格を提示する場合、「Make a counteroffer」というボタンを選んでから、価格入力とメッセージ入力の画面になります。

価格だけよりもメッセージを付けたほうが成約率は上がるかと思ってメッセージを付けています。

この価格が妥当と思う理由なんかもメッセージに書いて送ることもあります。

どこまでメッセージに書くかについてはケースバイケースだと思っています。

例えばこんな感じです。

カウンターオファー文例 理由付き

自分としては、当時ebayで販売されている商品を調べて「市場に出ている商品は自分と同じくらいの商品状態のものだともっと高いから、これくらいの価格で妥当だよな〜」と思いながら書いた文章ですがいかがでしょうか?

Thank you for your offer.

This 〇〇 is rare compared to other products currently on the market, and we cannot sell it at this price.

Considering the purchase price and shipping costs, it is difficult to lower the price any further.

If you are willing to pay this price, we look forward to your purchase.

Sincerely yours,

お申し出ありがとうございました。

この〇〇は、現在出回っている商品と比較しても希少であり、この価格では売ることができません。

仕入れ値と送料を考えると、これ以上の値下げは困難です。

この価格でよろしければ、ご購入をお待ちしております。

敬具

皆さんだったらどんな文章を書かれますか?どんなツッコミどころがあるでしょうか?

皆さんのたたき台にでもなれば嬉しいです。

結果

上記のメッセージ付きカウンターオファーについての結果

残念ながら、上記のカウンターオファーは受け入れられませんでした。

「しっかり理由も付けたのにだめか〜」と、流石に少し凹みました。

でも、結局、他のバイヤーが値引き無しで購入してくださいましたので『無理な値下げに応じなくてよかったなー』と思いました。

カウンターオファー全般について思うこと

私の場合、カウンターオファーが受け入れられることは今の所少ないです。

カウンターオファーで提示する金額が高めなのでしょうかね。相手が、『これ以上は値下げ交渉をしても無理だ』と思って交渉の場から降りるのかもしれません。

ところが、カウンターオファーが受け入れられないまましばらく経って、出品価格そのままで購入される、ってことも案外あります。

そのバイヤー自身から購入されたこともありますし、全く別のバイヤーから購入されたこともあります。

今の所思うのは、オファーを出してくるってことは注目してくれている人がいるってことなのだから、そんなに売り急ぐこともないのかなと。

あまりにもカウンターオファーの成約率が低いので、最近は、カウンターオファーを出さず断る場合(「Decline offer」)も多いです。自分の場合は、断ると、相手が2の矢、3の矢、とオファーをくれることもあるので、いい価格に来たらOKしたりしています。

カウンターオファーがうまく行ったケース

カウンターオファーがうまく行ったケースとしては、こんなお取引がありました。

  • ⇨相手からオファーが来る
  • ⇦相手も納得しそうな値引き額よりちょっと高めの価格でカウンターオファー
  • ⇨相手がそれに対して2回目のオファー。それがなかなかいい感じの価格だったので承諾し、成約

相手の2回目のオファーがいい線をついてくるオファーでした。元々利益率高めの価格設定だったのと、相手のオファーのうまさとが相まって成約した事例だと思います。まさにお互いがいい感じで歩み寄っていい落とし所に落ち着いたという感じの気持ちの良いお取引でした。

受け入れる場合(「Accept offer」)

それでいいというオファーが来たら、受け入れる、というボタン、つまり、「Accept offer」を押して契約成立させましょう。

受け入れても相手が支払いを済ますまでは発送しないように、注意しましょう。オファーにOKして売買が成立しても、払わずにそのまま、っていう場合が結構あります。

「家に帰るまでが遠足。最後まで気を抜くな。」というのと同じように、「支払いをしてくれるまでが価格交渉。最後まで気を抜くな。」と自分に言い聞かせましょう。

ちなみに、バイヤーがずっと払わないと、ebayが自動でキャンセルにしてくれています。昔はこちらがアクションを取らないといけなかったらしいですけど。便利になったものですね〜。バイヤー不払いでキャンセルになった場合、自分のアカウントには傷はつかないし、soldはそのまま売れたものとして積み上がるので、セラーにとってはデメリットはそれほどありません。安い価格で売れた、という履歴は残ってしまいますけどね。

値下げオファーを承諾するのはどんな時?

私が値下げオファーを承諾するケースは次のような場合が多いです。

  • 受け入れても十分利益が出る
  • 値下げ額が小さい
  • 早く在庫を捌きたい

受け入れても十分利益が出る

受け入れても十分利益が出る場合はもちろん承諾してOKです。

でも、次のような点にちょっと注意します。

相場と比べて安すぎないかです。あまりに安すぎると、この取引はいいけど、soldを積んで縦積みで同じ商品を売って行きたいという場合に価格を押し下げる要因になるかもしれないからです。次回以降の販売に皺寄せが来る可能性もあるかなと。

ですので、念の為、ebayの今売りに出されている商品の価格をちらっとみてみて、それと比べても安すぎないかをみたりします。

こう書いてますが、面倒臭かったらそこまでしないことも多いんですけどね。

値下げ額が小さい

わずか数パーセントの値引きを要求してくる方もおられました。金額もわずか。そんな場合、みなさんならどうされますか?

私は、今はアカウントを育てないといけない状態なので、OKすることが多いです。ちょっとしたサービスみたいなもので、こちらには大した損もないし、それで相手が気分良く買ってくださるならいいかなと。

早く在庫を捌きたい

早く在庫を捌きたい場合は多少低めの価格でもOKする時もあります。

このままだと値崩れしていまいそうな場合や、売り捌いてしまって在庫スペースを空けたいような場合などです。

まとめ

値下げ交渉が来ると、「ヤッター!売れるチャンスだ!」と飛びついてしまいたい気持ちになりますよね。

でも、一息ついて、無理な妥協をせずに交渉に臨んでも案外大丈夫なもんだな、という風にだんだんと思うようになってきました。

せっかく世界中の沢山の人達相手に商売しているんですから、「この人に売れなかったら次はない」と思うよりも、「この人に売れなくても誰か買ってくれる人がいるさ」くらいの温度感でもいいのかな、と思ったりします。

ただ、アカウントを育てる段階の方は、販売実績を作ることの優先順位が高いので、自分が納得できる範囲の値引きなら受けてもいいかもしれません。

皆さんはどう思われますか?

皆さんそれぞれ色んな経験や考え方をされていると思います。前提も扱っている商品も違うでしょうから、『こんな考え方もあるんだな〜。』くらいに思っていただくくらいでいいと思います。

読んでいただいてありがとうございました。この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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