先日、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんのYou Tube動画である、「笑顔のかわいいマネージャー、とびちゃんと再会!」という動画を見ました。
そしたらあまりに感動したので、記事にしました。
この記事はこの動画について語るとともに
- 独立を考えておられる方
- 人間関係を良くしたいと思われている方
にとってヒントになればと思って書きました。
ちなみに、以下の記事には、時間のない方やもう内容を知っているという方向けに動画の一部からピンポイントで再生するリンクを貼っている箇所もありますが、まだ見たことがない方は最初から全部通してみたほうが話の流れがつかめてわかりやすいのでおすすめです。
この動画を見るまで〜興味が湧いたポイント
この動画、単に動画のために単発で再会しただけかな?と思って、数日間スルーしていました。なぜなら、私自身、それほど藤森慎吾氏のファンでもないですし、彼の動画をたくさん見ているわけではないからです。
それでも、何度もおすすめ動画に出てくるので、ようやく見てみました。すると、なんと、とびちゃんこと飛松さんが、吉本興業を退社し、藤森慎吾さんの専属マネージャーになったということでした。
まだ20代前半です。思い切った行動に出たものですね。冷静に考えたらなんの保証もない賭けだと思うので、どういう心境でこういう結果になったのか、興味がわきました。
藤森さんからのSOS
まず藤森さんの状況としては、独立後最初は一人でやっていたけど、出演(プレイヤーとしての仕事)も裏方の管理(マネージャーの仕事)もご自分でやられていて、あまりに忙しくてもうダメになりそうだったとのこと。
そのことについては、カジサックさんと藤森慎吾さんとのコラボ動画で語られています。全体はこちらです。ここら辺りから、独立してどう大変だったかが語られています。
そして話が進んで行く中で、「マネージャーが絶対に必要!」とカジサックさんに言われる場面が出てきます。藤森さんは、探しているけどなかなか見つからない、と答えられています。
その場面で私はこう思いました、マネージャーの重要性、想像以上なんだなって。特に私の住んでいる田舎の方ではマスコミ関係者に出会うことも少ないし知り合いも少ないから、マネージャーの重要性って本当のところは実感が持てません。でも、カジサックさんがこうして強く勧められるくらいなんだから私にはわからないくらいの重要性なんだと。
こんな一流芸能人の方の肌感覚を田舎にいてもたとえわずかでも感じられるところがYou Tubeの凄さであり面白さですね。
中田コンサルでの中田さんからの1番目に上がった提案
また、相方の中田敦彦さんとの動画でもとびちゃんについて語られていました。中田敦彦さんが藤森慎吾さんから求められてコンサルする、という動画です。動画全体だとこちらです。
ピンポイントだとこの場面から、「とびちゃんを取り戻せ」ってのがでてきます。最優先事項としてです。中田さんは、藤森さんの動画を伸ばすための攻めの要素として、提案しておられます。
先程のカジサックさんの提案は、あくまでもバックオフィスとしてのマネージャーの必要性でした。
ところが、中田さんのコンサルでは、攻めの1番目の提案としてとびちゃんの名が挙がっているのです。
これだけでも、とびちゃんは、藤森さんのにとっては守りだけでなく攻めの人材としても重要な人物だったのだということが想像できます。
でもこの中田さんの提案は、藤森さんにとっては核心をついている分、一番きついことだったと思います。私自身、この動画を見た時点で「いやいや、それはむりでしょ。それをしたいのは山々で、それができれば理想だけど、人間関係とか考えるとなかなか実現できないでしょ。」と思いました。
それをさらっと1番目に冷静に戦略的に言ってきた中田さんと、それに応えて自ら行動した藤森さんの行動の早さ。この二人は凄い!さすがだ、と、今なら思えます。もしかすると、中田さんが藤森さんの背中を押してくれたのかもしれません。そして、この中田コンサルの動画で、とびちゃんの藤森さんにとっての重要性がオープンにされていることが、藤森さんととびちゃんを守ってくれているのかもしれないな、なんて思いました。
そして、とびちゃん専属マネージャーに!
今回の動画では、なんと、その不可能に思えたことが実現したんです。
経緯は動画の中で語られているので、ここで私が語ることは野暮というもの。ぜひ動画でお楽しみください。そして、動画に付けられているコメントもまた、とびちゃんの復帰を喜び、お二人を応援するような、気持ちの良い、ユーモアもあるコメントが多いように思えました。こうやって生の応援の声を聞けるってことが、お二人にとって、すごく励ましになるだろうな、と思いました。
その動画を見て思ったことは、困難に立ち向かって、かつて仲間だった人を取り戻す、という、少年漫画の王道ストーリーを現実世界でやっているような、そんな感動があるな、ということです。
しかも、現実世界でそれをやってのけるのに、おそらく今回一番有効だったと思うのが、藤森さんと飛松さんそれぞれの、周りやお互いへの思いやりや気配りだったんだろうなということです。
漫画でよくあるような、体を鍛えたりすごい武器を手に入れたり頭脳やスキルを鍛えたりして相手を上回ったり敵を倒して解放したり、ではなかった、ということです。
私達は、どうかして人より何らかの優位な才能を身につけるか活かすかして人より優位に立てるほうが自分の思いを実現できると思いがちです。そして、そのために自分を鍛える方に走りがちです。でも、今のままの自分で誠実に相手や関係者と向き合い、お互いの意思を尊重することで藤森さんは自分の思いを叶えたのだ、と私は受け取りました。
なんて思慮深いんだ、と私が思った場面は、藤森さんから専属マネージャーとしてのオファーを受けた飛松さんが最初お断りした理由が、せっかく円満退社した藤森さんと会社との関係を、自分が専属マネージャーとして引き抜かれるような形になると傷つけてしまうんじゃないか、というようなことが一番の理由だったと、飛松さんがおっしゃられた場面です。ここまで周囲の関係者の心情・事情や相手のことを考えられるのは凄いなと思いました。
この場面以外でも度々感動しました。そして、藤森さんや飛松さんの人間関係の作り方や気の配り方なんかからもっと学びたいなと言う気持ちになりました。
とびちゃんが戻ってきてくれて本当に良かったな〜、という気持ちです。
まとめ
いかがだったでしょうか。私は今まで、どちらかというと、「両学長 リベラルアーツ大学」や「中田敦彦のYouTube大学」や「マコなり社長」のようなキレッキレのYou Tubeチャンネルばかり見てきて、藤森慎吾さんのチャンネルはあまり見てきませんでした。でも、藤森さんのYou Tubeチャンネル、「藤森慎吾のYouTubeチャンネル」からは、それらとはまた別の、人間関係について学べそうに思えてきました。というか、そういうコミュニケーションの重要性に気づいてきた自分を感じています。
サポートしてくれる人に恵まれるかは、それこそそれまでいかに信頼関係を築いてきたかで決まる面もあるんだろうなと思います。独立を目指すなら信頼残高をためたいですね。
こんな風にいろんな個性のあるコンテンツを今の必要に応じて視聴できるんですから、You Tubeってありがたい存在だな、と思います。
皆さんはどんなコンテンツがお気に入りですか?どうしてそのコンテンツが好きですか?それをじっくり考えて見るだけでも、今、自分が求めていることのヒントが見つかるかもしれませんね。
読んでいただいてありがとうございました。
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