起業を考えるときに使いたいサービス

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みなさん、起業をしようと思ったときに、やる事がいっぱいで手が回らない、と思うことはありませんか?

私も起業準備中で、今後の業務を円滑にやるためにどんな仕組みを整えればいいだろう、と考えています。色々調べて今のところこんなサービスを利用したら良さそう、というのがある程度見つかったので、自分で現状を整理しておきたいと思ったので記事にします。よかったら参考にしてください。

この記事はこんな方にオススメです
  • 開業にあたって事務手続きやバックオフィス関係をどうすれば良いかのヒントを得たい
  • 起業にあたって何を調べれば良いかわからない
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目次

会社を辞める前にやっておいた方がいいこと

会社を辞める前にやっておいた方がいいことは、次の3つです。

  • クレジットカードの作成
  • 引っ越し予定があるなら引っ越ししておく
  • 開業のために使ったお金のレシートを集めておく

個人事業主になったら金融機関などからの信用がとても下がります。その結果として、クレジットカードの作成や住居の賃貸借契約などがやりにくくなります。そこで、会社員から独立してフリーランスになられる方は、会社員である間にクレジットカードや住居の賃貸借契約をしておいた方がいいと思います。

また、開業のために使ったお金は、「開業準備費用」として確定申告で使うことができます。ですから、開業のために使ったお金のレシートや領収書は取っておきましょう。

個人事業主の場合 開業届・青色申告承認申請書の提出 

個人事業主でやる場合、確定申告の準備として、税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出する必要があります。

具体的な書き方は、税理士大河内薫さんのこの動画を参考にすると簡単にできます。

使うツールは、「開業 freee」というサービスが、無料で使えて初心者にも使いやすいのでおすすめです。私もこのサービスを使って、税務署に行かずに完全在宅で開業届と青色申告承認申請書を提出しました。

具体的にどんな風にやったかの経験談についてはこちらの記事をどうぞ。マイナンバーカードを使って完全オンラインで完結させた体験談を記事にしてあります。

確定申告におすすめのマネーフォワードでも開業届を出せます。こちらでもいいと思います。

また、マイクロ法人と個人事業主の2刀流のスキームを使う場合も、個人事業主分については開業届と青色申告承認申請書の提出が必要です。

マイクロ法人と個人事業主の2刀流のスキームについてはこちらの記事両学長の動画を参考になさってください。

私なりにマイクロ法人と個人事業主との二刀流のスキームについて思ったことなどもこちらの記事に書いています。よろしければご参考になさってください。

会社設立の場合

会社を設立する際には、会計ソフトの会社が展開しているサービスを利用するのが、費用も少なく楽にできるのでおすすめです。例えば、「会社設立freee」や「マネーフォワード 会社設立」などがあります。このようなサービスを使って会社設立した場合、そのままそのサービスで会計ソフトを契約すればお得になるキャンペーンも開催されていたりするので、使う会計ソフトが決まっている場合はその会計ソフトのキャンペーンまで見越して会社設立サービスを選んでも良いかもしれません。

なお、会社印は、これらのサービスの中でも買うことはできますが、こだわりがなければAmazonなどで注文した方が費用面では節約できます。

会計ソフト

確定申告をするためには今の時代は圧倒的に会計ソフトを使った方が費用対効果がいいです。会計ソフトの費用も控除に使えます。

会計ソフトには主にクラウド型とインストール型があります。いくつかありますが、クラウド型の方を私は使う予定です。理由は、

  • 初期費用が少なくて済む
  • スマートフォンを使う場合に使いやすい
  • 初心者でも簡単に使いやすい操作性

どのクラウドサービスを使うかは、いろんな記事や体験談などを参考に選ぶといいと思います。私は、利用者が多く、同期速度が速いと言われている「マネーフォワード クラウド」を使う予定です。

事業用口座の作成

プライベートの口座と事業用の口座を分ける方が確定申告の際などに便利です。

事業用口座にどの銀行を選ぶかですが、個人事業主としてスタートする私は、SBI銀行を選ぶことにしました。

法人であれば楽天銀行が良さそう

楽天銀行の規約について深く知るまでは、個人事業用であっても法人用であっても、楽天銀行を選びたいと思っていました。

理由は、

  • 口座維持手数料無料
  • セキュリティがしっかりしている
  • 手数料が安い
  • ペイジーに対応のため税金などの支払いもオンラインでできる
  • 最大200ユーザーまで利用可能なので、事業が拡大した場合にも備えられる

などが理由です。

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行 2021年4月5日社名変更)も楽天銀行をほぼ同じようなサービスを受けられますが、ユーザー数が最大20ユーザーまでしか登録できないので、事業拡大を見越すのであれば楽天銀行の方が拡張性があるかと思います。ただ、PayPayをよく利用される方ですと事情が変わってくるかと思いますので、ご自身の利用状況などを踏まえて検討されるのがいいと思います。

なお、私が参考にさせていただいた動画は下記の動画です。ChatWork創業者の山本敏行さんが起業時におすすめの法人口座について詳しく述べられていて大変参考になりました。

ところが個人事業主の場合は、、、

法人口座では楽天銀行の口座がベストなのだから、個人事業主としての口座も楽天銀行の口座でいいだろうと思っていました。

ところが、楽天銀行の規約で、個人口座を事業用の口座として利用することは禁止されていることを知って、楽天銀行の個人用口座を事業用の口座として利用することは諦めました。

楽天銀行口座は個人事業目的での利用はできません。個人事業目的での口座の利用をご希望の場合、個人ビジネス口座を開設のうえ利用してください。

出典:楽天銀行口座取引規定(個人向け)より

楽天銀行としては、個人ビジネス口座を作り、それを事業用に使う、という使い分けをしてほしいようです。

楽天銀行の個人ビジネス口座はどう?

私は、上記の楽天銀行の規約で書かれている、楽天銀行の個人ビジネス口座も一応作りました。

しかし、

  • 手数料のメリットが通常の個人口座のようにはない
  • 楽天銀行自身が、個人口座を事業用に使用することは禁止している

ことから、住信SBIネット銀行(以下、SBI銀行と略す)の個人用口座を事業用に利用することにしました。

というのも、SBI銀行は、個人口座を事業用に使うことは禁じていません。

また、個人事業主の方の中には、

  • プライベート用口座は楽天銀行
  • 事業用口座はSBI銀行かGMOあおぞらネット銀行(以下GMO銀行と略す)

という組み合わせが少なくなかったからです。

そして、SBI銀行かGMO銀行かどちらにするかについてですが、私は、

  • GMO銀行の口座は持っていなかった
  • 外貨を外貨のまま入金できる口座の方がよかった(GMO銀行は外貨を入金する際は自動的に円に交換される)

ことから、SBI銀行を選びました。

外貨入金を考える必要がない事業であれば、GMO銀行も有力な選択肢だと思います。

事業用クレジットカードの作成

事業用クレジットカードを個人用とは別に使う事も、確定申告を楽にしてくれます。万人におすすめできるのは、楽天カードです。

理由は、

  • ポイント還元率が高い
  • 楽天銀行との親和性がある

からです。

事業用の出費でポイントを貯めて旅行に使いたいという方は「SPGアメックスカード」を利用されるのがおすすめです。ただ、年会費が税込34100円かかってしまいますので、起業しはじめの方にとって固定費をなるべく抑えたい方にとっては厳しいかもしれません。ある程度余裕が出てからでもいいかもしれませんね。また、あくまで個人用カードですので、法人を設立して使う場合には使い方に一工夫必要ですのでご注意ください。

事業用の電話番号を取る

電話番号も、できれば事業用の電話番号を別にとった方がいいでしょう。というのも、

  • 自宅の固定電話の番号だとプライバシーに不安
  • 携帯電話番号だと銀行口座の開設などの場面で信用性が劣李、審査に落ちる場合もありうる

という懸念があるからです。おすすめは、「050」で始まるIP 電話の電話番号です。IP 電話とは、インターネットを通じて電話ができるサービスです。

「050」で始まるIP 電話を事業用の電話番号とすることで考えられるメリットは以下の通りです。

  • プライベートとは別に電話番号を取得できるのでプライバシーの面から安心
  • 法人用の口座開設の際も審査に通りやすくなる
  • (多くの場合)通話料が安く済む

具体的にはどんなサービスを使えばいいかというと、

  • 050 plus(NTTコミュニケーションズ)
  • My 050(ブラステル)

などが現在のところ考えられます。

起業の際におすすめだと思う書籍

私が個人的に参考になったと思う書籍はこちらです。

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!

個人事業主の税金関係はこれで概要を抑えられると思います。

私の経験談

いざ確定申告するときは、読んだ内容の細かいところは忘れていたので気になった部分を探して読み直し、疑問点を解決していました。

それでもわからない部分はGoogleで検索。

それでもわからない部分は「リベシティ」というオンラインコミュニティの「税金相談チャット」という、税理士さんに質問できるチャットで質問して解決していました。

日本一わかりやすい ひとり社長の節税

法人を設立する場合はこちらが参考になると思います。

会社を設立する場合の税金関係について学べる本です。

自分がいなくてもうまくいく仕組み

これは、会社の全体的な仕組みをどう構築するかについてのヒントが得られる本です。

ビジネスチャットツールであるChatworkの創業者の山本敏行さんによる、色んな便利ツールを駆使した、働きやすく成果を上げやすい仕組みづくりが描かれています。

無料であったり比較的安価なツールが数多く紹介されており、個人で今すぐに取り入れることができそうなことが多くてかなり実用的な本ではないかと思います。

実際私も取り入れたツールやあらためて有用性を見直したツールもあったりします。

仕事効率化のヒントもいくつも見つかるのではないかと思うおすすめ書籍です。

 まとめ

皆さん、いかがだったでしょうか。ここまで調べるのにそれなりの労力と時間を費やしたので、皆さんの色々調べる手間と時間を節約するヒントになればと思い、書きました。

ですが、私も現在進行形で起業に向けて準備を進めているところなので、不十分な箇所もあるかもしれません。ですので、皆さん、私が書いたことを鵜呑みにせず、必ずご自分で確かな情報をお調べくださいね。

この記事が、皆さんの起業にあたっての悩み解決のヒントに少しでもなれば嬉しいです。ぜひ、それぞれの場所で、ご自分の才能を活かして、未来の自分や家族、周りの人たちの状況をより良くし、望む未来を作っていきましょう。

読んでいただいてありがとうございました。

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