恵方巻きを、より美味しく、健康的に、お財布に優しく楽しむ一つの方法

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今年の立春は2月2日でしたね。皆さんは恵方巻とか召し上がられましたか?この日になると、スーパーマーケットなどではいろんな種類の恵方巻きが売られていますよね。皆さんはどんな恵方巻を召し上がられましたか?え?恵方巻きなんて迷信であんなので1年が無事に過ごせたら苦労しない?そんな声も聞こえてきそうですが、世間の春を待つ気持ちに乗っかって我が家でも恵方巻きを食べました。

と言っても、刺身売り場で刺身を買ってきて、酢飯を作って、手巻き寿司の海苔で自分で巻いて食べる、いわゆる手巻き寿司を作って食べただけと言われればそれまでですが。

もちろん、せっかくの恵方巻きの日なので、家族の誰かが、「今年の恵方は南南西らしいよ」「じゃあ、ここら辺の方角かな?」とか言って適当な方角を向いて数口食べて恵方巻としての行事も遂行いたしました。今年は新鮮な白魚も具に加わって、とてもおいしかったです。春の訪れを感じる恵方巻でした。これで今年の福を迎え入れる準備は万端です。

実はこの、自分で具を買ってきて、各々が自分で手巻き寿司にして食べることは、恵方巻きを、より美味しく健康的にお財布に優しく楽しむ一つの方法なんです。味覚面・健康面・経済面でメリットがあるというわけですね。自分で手巻き寿司風に恵方巻を食べるメリットは次の通りです。

  • 新鮮な具を食べられる
  • 好きな具を選べる
  • ご飯の量を調整できる
  • 値段が安い

では、以下で、これらのメリットについて詳しく解説して行きましょう。

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目次

新鮮な具を食べられる

最大のメリットはこれですね。新鮮な具を食べられます。特に魚介類なら尚更です。お店で恵方巻として完成品で売られている恵方巻に入っているネタは、食事時間にはご飯に巻かれて多少なりとも圧力をかけられてから数時間は立っているはずです。もちろん、お店の、美味しさを追求する姿勢や工夫によっては鮮度が保たれている恵方巻もあるでしょうが、あったかいほうが良いご飯と冷えていた方がいい魚介類系の具との組み合わせでは、そもそもが保存時の温度の相性があまり良くないかと思います。

その点、手巻き寿司風にすれば、魚介類は食べる直前まで冷蔵庫に入れておいて鮮度を保ちつつ、ご飯はあったかい炊飯ジャーに入れておいて食べる少し前に酢などと混ぜて酢飯にすれば、あったかい酢飯の出来上がりです。で、海苔を手に取り、あったかい酢飯を乗せて、鮮度抜群の魚介類をのせ、出来立ての手巻き寿司を頬張る、という、庶民的ではあるけれどなんとも贅沢な食事ができるわけです。

昔だったらこんな冬に新鮮な魚介類なんて手に入らなかったですが、今では冬でも新鮮な魚介類が手に入るという、現代に生まれた幸福を噛み締めながらの恵方巻になることでしょう。

好きな具を選べる

次のメリットは、好きな具を選べることです。皆さん、干瓢とか、椎茸とか、確かに美味しいけれど、延々と端から端まで入っていていなくてもいいや、って思う時、ありませんか?また、たとえば、紅生姜苦手なんだけどちょっと取りたくても取れないから渋々食べている、とか。

せっかくの福を願う恵方巻なんですから、そんなところで我慢して幸福度を下げるのもちょっともったいない気がしませんか?どうせなら、自分がもう少し美味しいと思える具で食べたいと思いませんか?

スーパーマーケットなどの方も、そんなお客様の声に応えるためか、恵方巻きの種類がとても多いですよね。海鮮恵方巻きなんか、超豪華ですし、お肉で巻いてある恵方巻まである様子。見ているだけでも見応えがありますよね。

ただ、見ると食べるでは違うところもあります。それは、人は、慣れる、飽きるという感情変化を持つ生き物だという事です。

いくら美味しい海鮮巻きやローストビーフ巻きでも、延々と1本丸ごと食べ続けていると、飽きてしまう、ということもあるかと思います。また、海鮮巻き、と言っても、好きな具は人それぞれ違うはず。サーモンをたくさん食べたい人もいれば、マグロをたくさん食べたい人もいる。自分や家族の好みに合わせて具を買って帰り、どこのお店でも作れない、自分好みの恵方巻を作る、そんな醍醐味が、海苔1枚ごとに楽しめるんです。具の組み合わせ方も自由。マグロとサーモンとホタテとイカとしそを一緒に巻いて食べても誰も文句言いません。作るも楽し、食べるも楽し、です。ぜひ創意工夫を生かして自分オリジナルの恵方巻を作り、自己満足に浸りましょう。

ご飯の量を調整できる

市販の恵方巻き、1本食べただけでかなりお腹いっぱいになりませんか?それもそのはず、標準的な太さの中巻きで、ご飯が約150gも使われているそうなんです。そうです。精白された炭水化物である、白米の量、気になります。精白された炭水化物が体にあまり良くないらしいというのは、昨年読んだ本、「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」に書かれています。この本では、さまざまな研究を引用しながら、白米の量はできるだけ少ない方がいい、というようなことが書かれています。

そんな、白米の量が気になる野暮な私にも優しい食べ方が、手巻き寿司なのです。我が家は今回は初めて、ご飯の量を初めから1人ここまでと決める、というやり方でやりました。ここで心配したのが、最後に具だけ残って刺身みたいに食べることになるんじゃないか、ということです。まあ、悪くはないですが、なんだか興醒めですよね。

では、その結果どうなったか?

1回で巻くご飯の量をなるべく少なくするようになったんです。というのも、前提として、具は十分な量ありました。問題は、具の量からして例年より少ないご飯でどう食べ切るか、ということに各人が工夫するようになったのです。具体的には、海苔に載せるご飯の量を少なくし、なるべく薄くご飯を広げ、具は普通通りのせる、というようにやったんです。実感として、メインが具で、ご飯は、具の汁気が海苔につかない程度に海苔と手を守る緩衝材的な役目になりました。こうして食べると、具の旨みをより存分に味わえて、いつもより美味しく感じました。

結果として、最後に具だけ残って刺身みたいに食べることになるんじゃないか、という心配は実現せず、いい感じに具もご飯も食べ終わりました。少し最後は具があまり気味になりましたが、なんとかご飯を少しづつ残して、無事美味しく食べ切りました。

こんな感じで、ご飯の量を調節できると、恵方巻に伴う健康上の懸念要素である、白米を食べ過ぎてしまう、という点も、食べる楽しみを犠牲にすることなくクリアできてしまいます。

値段が安い

さて、では以上のようなメリットがある手巻き恵方巻ですが、経済的に実現可能なのか、ということも気になるでしょう。私の実感では、十分安く済む、と言えると思います。

というのも、恵方巻、高くないですか?というのも、お店によって違うでしょうが、超定番の干瓢や椎茸とか、煮物系が入っている恵方巻きでさえ700円近くするのに、海鮮系なんか、1000円近辺や1000円越えですよ。それが人数分かかるという。かなりの出費になりますね。

それに比べて、具を自分で買えば、例えばお刺身なんかだといろいろ入ったお刺身の盛り合わせなんかとちょっと好きな具材が多い盛り合わせを買えば、控えめに言っても恵方巻きと同じか恵方巻き以下の価格で済み、家族それぞれが好きな具を選んで食べられるので、価格に対する満足度が高く、結果としてお安くすむのではないでしょうか。

もちろん、お住まいの場所や近くにあるお店によって違うと思うので一概には言えませんが、私の住んでいるところは比較的海から遠い、山の幸の方が楽しめるような地域ですが、そんな所ですらここまで美味しいお刺身を味わえているので、そこそこ参考にはなるかと思います。

デメリット

ただ、メリットだけではありません。デメリットと思える点は次の通りです。

  • 酢飯を作る手間がかかる
  • 地域によっては新鮮なお刺身が安価に手に入りにくい

酢飯を作る手間がかかります。これは否定できませんね。酢飯に会うように酢とその他の調味料を混ぜて酢飯ようの酢を作り、あったかいご飯にかけて混ぜないといけません。こちらは、いろんな方のレシピを参考にしてご家庭好みの味を探してみてください。

また、私の住んでいる地域は、遠いと言っても2時間程も車で行けば海に出られるほどには海に近いので、そこそこ高価でない範囲でそこそこ新鮮なお刺身が手に入るスーパーマーケットがありますが、地域によっては近くのお店の刺身の質があまり良くないところや高価なところもあるでしょう。そんな場合には満足いくお刺身が安価で手に入りにくいかもしれません。そんな場合もその地域ならではの美味しいものがあるかと思いますので、そのようなもので味覚を楽しませるなど工夫されるのも工夫し甲斐があって楽しいかと思います。

まとめ

というわけで、我が家の恵方巻きでの工夫を書いてみましたがいかがでしたでしょうか。

恵方巻きを、より美味しく、健康的に、お財布に優しく楽しみたい方の参考になれば幸いです。読んでいただいてありがとうございました。

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