皆さん、スタンディングデスクって、ご興味ありますか?
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークの時間が増えて、在宅でもしっかり仕事に取り組める環境を構築することに関心を持たれている方も少なくないのではないでしょうか。
私は約2年前からガス圧式スタンディングデスクを使っているのですが、今回、電動昇降式スタンディングデスクを購入しました。
そこで、実際にガス圧式と電動昇降式を使って比べてみて感じたことを記事にしてみたいと思います。
- スタンディングデスクに興味がある人
- スタンディングデスクの中でも、ガス圧式と電動昇降式のリアルな違いを知りたい方
- 電動昇降式スタンディングデスク導入にあたって考えたほうがいい点を知りたい方
なぜガス圧式から購入したか
この記事を見ておられる方の中には、「どうしてガス圧式のスタンディングデスクなんて購入したの?はじめから電動昇降式を購入すればいいじゃん。」と思う方もおられるかもしれません。
私も、2年前にスタンディングデスクを購入しようと思ったときは、まず電動昇降式を購入することをメインで考えていました。
その当時、候補として考えていたのは、その当時からYou Tubeでも動画が上がってい「FLEXISPOT」と、オカムラの「Swift」です。
私自身は、いいものを長く使いたい方なので、オカムラの「Swift」の方を買う気満々でした。というのも、たしかに「FLEXISPOT」は「コスパ抜群のスタンディングデスク!」などとYou Tuberが絶賛している動画も多かったのですが、商品提供を受けてレビューをしているものも多く、なんとなく怪しいなーと言う思いが強かったからです。オカムラのHPなんかを穴が空くほど見つめて、Swiftのオプション構成なんかも考えて、さぞ快適だろうなと想像していました。
でも、結局購入はやめました。
というのも、私の部屋は4畳半という狭い部屋であり、しかも畳の部屋なので、相当重いであろうスタンディングデスクを無事におけるか、不安だったからです。もし、20万近くのお金を投じてスタンディングデスクを導入しては見たものの、狭くてどうにも使い勝手が悪かったり、畳の部屋に置いて使ううちに畳が傷んだりしてやっぱりデスクを処分するはめになってはお金の無駄になってしまうからです。
そこで、本格的にスタンディングデスクを購入する前に、スタンディングデスクをそもそも私の部屋に置けるのか、置けるとしてどんな広さの天板まで置けるのか、どんな広さの天板が必要なのか、など、スタンディングデスクをめぐる様々な不安要素を具体的にして金銭的なムダがなるべく少なくて済むように、まずはエントリーモデル的な意味で導入したのが、ガス圧式のスタンディングデスクだったというわけです。
こちらのガス圧式のスタンディングデスクは、天板の幅88cm×奥行50cmの、スタンディングデスクとしては小さめ〜中くらいのものです。この大きさにした理由は、
- これ単体でもそこそこの広さがあるので当面は使いやすいだろう
- 後にもっと大きいスタンディングデスクを導入したらこれを横においてサブの机としてもそれほどじゃまにならないだろう
という考えからです。
今から振り返ってみて、当時考えていたサイズよりも大きなサイズの電動昇降式デスクを購入することになったので、今考えたらその当時の全く感覚のつかめていなかったときに購入しなくてよかったと思っています。
また、27インチのディスプレイを購入するまでは十分満足行く使い心地だったので、いい買い物だったと思っています。
ただ、今、サブの机として横においていますが、部屋が4畳半なので、サブの机としてはちょっと大きすぎるかなと言う気持ちです。
なぜ今回電動昇降式を購入したか
さて、こんな風にガス圧式のスタンディングデスクを導入して約2年。しばらく前までは不便なく使えていたのですが、27インチのディスプレイを導入してから机の奥行きのなさが不満になってきました。奥行きが50cmなので、27インチのディスプレイだと画面との距離が近すぎて目が非常に疲れるのです。
しばらくは我慢して使ってきましたが、使えば使うほど早く奥行きのある机がほしいという思いが強くなってきました。
そして、そんな思いがより強まるきっかけになったのは、デュアルディスプレイにしてからです。27インチのディスプレイをもう一台導入してデュアルディスプレイにしました。そうしたら、ディスプレイ2台の重さは想像以上で、スタンディング状態にするために相当力を入れて持ち上げないとスタンディング状態にならないのです。しかも、机自体が軽いので、ディスプレイのある上部と奥の方に重心がかかってなんとなく不安定です。
これは早めに買い換えないと、という思いがどんどん募っていきました。そうして、スタンディングデスクのYou Tubeもチェックしはじめました。
「FLEXISPOT」の評判はそこそこ。でも、それ以外の選択肢は?
前回購入を検討してから2年ほど経ちますが、圧倒的にレビュー数も多いのは「FLEXISPOT」。2年経っても評判は落ちず、むしろどうも利用者の評判もそこそこいい様子。
そんなときにたまたまやっていた、Amazonのセール。通常、48000円ほどする、「FLEXISPOT」の上位モデルの脚が、38000円ほどになっていました。Amazonのレビューにはちょっと不安を感じさせるレビューもあったので、いくつかYou Tubeをみると、ほとんど「FLEXISPOT」のレビュー動画ばかりの中、IKEAのスタンディングデスクの紹介動画もありました。この動画に出てくる「IDASEN(イドーセン)」というデスクがいいな、と思い、これを買うつもりでイケアのオンラインショップで購入手続きを進めていくと、どうも遠くの県まで引き取りに行かないといけない様子。なんて不便な。と思い、イケアでの購入は断念しました。
そして、Amazonのセール期間中に、脚だけ38000円くらいで購入。脚の到着までに3週間位掛かりそうだったので、デスク天板は後で選ぶことにしました。
天板選び
時間的にじっくり天板を選べたので、これまた色んな動画を参考に天板を選びました。
中でも、これらの動画はとてもわかり易く、何度も見させていただきました。
これらを見ながら、オーダー天板を買おうかと思っていくつか見積もりを取りました。
そうしたら、高い高い!こんなに高いとは。木材の材質や加工によるのですが、私の欲しいサイズや加工では、2万円代後半から4万円台になったりします。
そこまでこだわりもないしな、と思い、結局、「FLEXISPOT」純正の天板を購入しました。15000円です。サイズは140cm×70cmにしました。
140cmって大きすぎるんじゃないの?と最初は思っていましたが、部屋の形が270cm×270cmの正方形で、デスクの両側に60cmずつの幅があれば人も通れる、ということらしいということをどこかのサイトで見つけたので、270cm-60cm-60cm=150cm以内であれば大丈夫、と思い、幅140cmのものにしました。
とまあ、こんな感じで導入したわけです。
結果として、広々したデスクでとても使い心地がいいです。部屋に入るサイズの中でも大きめを選んでよかったです。
ディスプレイと目の距離も取れるようになり、目も楽になりました。
まだ使い始めて少しですが、電動でワンタッチで昇降することにとても感動しています。重いデュアルディスプレイもものともしない安定感とスムーズな昇降です。
以下で、まとめ的にガス圧式、電動昇降式それぞれのメリットやデメリットを書いてみたいと思います。あくまで私の感じた感想なので、そのへんは割り引いて読んでください。
ガス圧式
ガス圧式のメリット
- 安い
- 設置が簡単
- 軽いので持ち運びが楽
- ガス圧で上に上がるので、重いものを乗せていなければぐるぐる回す手動式よりは昇降が楽
- 電源不要のため配線不要
ガス圧式のデメリット
- 昇降させるためにレバーを引いたり体重をかけたりすることが必要。指一本では昇降させられない。
- 軽いため机の上にモニターなど重いものを載せると重心が上になり不安定になる
- 重いものを載せるとガス圧では上に上がらなくなる。上げるには相当な力が必要に。結果として、スタンディングデスクとしては使いにくくなる。
電動昇降式
電動昇降式のメリット
- 指一本で昇降操作ができ、昇降に力がいらない。
- 重いものが載っていても、ものともせず昇降する。
- 全体的に重いので、ディスプレイのような重量のあるものを載せても安定している。
- メモリー機能がついている機種では、押しっぱなしにしなくてもワンタッチで、設定してある高さまで昇降してくれて便利
電動昇降式のデメリット
- 価格が高い
- 重い
- 設置に手間と力がかかる。重いし電動のための器具をつけなければならないので。
- 電動のためコンセントに繋ぐ必要があり、1つ配線が増える
まとめ
いかがでしたでしょうか。私の個人的な経験ではありますが、今回、満足行く電動昇降式スタンディングデスクを購入できたのも、2年間のガス圧式スタンディングデスク使用経験があったからかもしれません。
でも、人によっては、職場やショールームなどでスタンディングデスクを直に見ることができれば、いきなり電動昇降式のスタンディングデスクを購入するという方法もありだと思います。というか、いきなり電動昇降式を購入する方のほうが多いかもしれません。
人それぞれだと思うので、ご自分にあったやり方で導入していただけたらと思います。
この記事が何らかのヒントになれば幸いです。
読んでいただいてありがとうございました。
コメント