指値で株を買うデメリットを体験。急落相場を落ちかけで掴むリスクあり。Jパワー(電源開発)株[9513]を100株購入。

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指値での買い注文をしていたJパワー(電源開発)株[9513]で、今日、少し痛い目に合いました。指値を大きく超えた滝のような急な相場下落があり、滝の落ちかけのあたりで指値に達した為、落ちきらないうちにその株を買ってしまったのです。

どういうことかというと、一昨日に遡ります。コロナショック前は2400円以上、コロナショック直後でも2000円前後だったJパワー株ですが、7月に入ってから2000円台から1800円台、1800円台から1400円台と2回急落し、8月上旬の現在、1400円台で年間配当75円の利回り5%以上とかなり利回りも良くなっています。そこそこ買っても良さそうな水準かなと思いましたが、8/5に決算短信が出るとの事だったので決算短信が出るまで待ちました。

ところが、いざ8/5、決算短信が出るか出るかと待ちましたが、色んな企業が発表しているのに中々出ませんでした。どうやら市場が閉まってから出たようです。

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目次

Jパワー 購入への希望的要素

  • 電力需要は今後も減る事はないだろう
  • 海外の発展が見込める地域にも積極的に設備投資を行っており、未来に期待できそう
  • インフラ産業であり、安定しているのにここまで利回りがいい事は珍しそう

ちなみに、私の住んでいる地域では、水力発電所を運営しています。ですので、少し地元バイアスもかかっての購入になったであろう事も注記しておきます。

Jパワー 購入に躊躇する要素

  • 電力自由化による競争環境の変化
  • 石炭火力が多い故の温室効果ガス問題との絡みでの今後の事業環境の変化
  • 多額の設備投資が必要なインフラ企業ゆえのフリーキャッシュフローの少なさ

今後、時代の流れ的には石炭火力から徐々に他のエネルギーへの移行が望まれているようなので、そちらへの対応をどうするかが注目されます。が、現状、石炭火力は現実的な選択肢である事がプラス要素です。

決算短信の内容は?

経常利益が48.6%マイナスとの事です。つまり、前年同期のほぼ半分という事です。コロナウイルスの影響による、工場の稼働時間短縮や一時休業などの影響が大きかったのかなと思います。

注文を出していた経緯

8/5の決算短信が出る前の、8/5の市場では午後は1470円台後半でウロウロしていました。決算短信が思ったより良いと価格が上がってお得に買えなくなるだろう、と1470円を指値にしていましたが、注文は成立せず市場は終わりました。指値注文の期間を今週中(8/7まで)としていたため、翌日8/6もその指値注文が有効でした。

8/6に仕事に行き、昼休みの13:30過ぎに見てみたら、指値の1470円で購入していて、しかもマイナスになっています。購入出来て良かった、と思った反面、思いがけないマイナス幅だったので相場経緯を見てみると、ガクンと滝のように価格が落ちた局面があります。価格を見てみると、午前中は1520円以上にまで値上がりするなど高かったものの、午後になると1480円位から一気に1440円台へと下落。一時1435円にまで下落していました。その下落相場で1470円で購入していたのです。

教訓 指値で下落相場がくると大変な目に合う可能性がある

今回、指値のデメリットを身をもって体験しました。特に、指値をして放っておくと思いがけない急落相場が来た時に滝の上の方で、高値掴みをしてしまうんだな、という事を学べました。

こうやって小さい失敗をしながら学んでいくんですね。

これからも実践しながら学んでいきたいと思います。

読んで頂きありがとうございました。この記事が皆さんの何らかの踏石にでもなれば幸いです。

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