皆さんのパソコン環境はどのような環境ですか?ノートPCメインでしょうか。それともデスクトップPCメインでしょうか?
私の場合、これまでノートパソコンのみの環境で、この記事もほとんどはノートパソコンで書いています。ですが、ブラウザで情報を検索しながら記事を書いていると画面を切り替えるのが面倒くさいのです。ですので、もっと大きいディスプレイで仕事をしたい。と思う様になってきました。さらに、デュアルディスプレイだと作業効率が上がってよい、と言う話も聞くので、デュアルディスプレイにしたい、と強く思う様になってきました。
そこで、この記事では、ディスプレイを選ぶに当たって比較検討したモデルと、思考過程について書いてみたいと思います。リモートワークの広まりによって、ディスプレイの購入を検討されている方も増えていると思います。そんな皆さんの商品選びの参考になれば幸いです。
なぜEIZOのディスプレイ?
さて、では、ディスプレイはどんなディスプレイにしよう。そう思って調べてみると、どうも、EIZOのディスプレイが高品質で評判がいい様子。ただ、価格が高い・・。某大手ショッピングサイトなどでは安いディスプレイが沢山ある中、その倍以上の価格がするのがEIZOのディスプレイなのです。
でも、EIZOのディスプレイを買う事に決めました。
理由は、
- 毎日、しかも仕事で使う物なので生産性に直結
- レビューで目が楽になったとの評価が多数
- 国産なので安心
という点です。特に、私の住んでいる同じ北陸地方のメーカーという事で親近感が湧きます。世界的に評価を得ているメーカーなので、これからも頑張って欲しいです。価格も、ちょっと頑張れば買える価格です。
という事で、EIZOのディスプレイを買う事にしました。
2020年末に出した一応の結論
私が2020年12月頃に出した一応の結論は、
- CG279X
- EV2760
のデュアルディスプレイという構成です。
以下、そうするに至った経緯と理由を述べます。
サイズはどのインチを買う?
私の机のサイズが幅88センチ、奥行き50センチなので、あまり大きいディスプレイだとかえって使いにくくなりそうです。ですので、24インチか27インチが候補になります。
ここで、メインマシンをどれにするかが関わってきます。
私は、プログラミング学習のため、Macを使いたいと思い、今回のディスプレイ購入もその流れでの物です。しばらく前まではIntel製CPU搭載のiMac27インチ2020モデルが候補ではあったのですが、2020年秋にM1搭載の新Mac miniが発売され、大きく考えが変わりました。
確かに、今回のM1モデルは、エントリーモデル向けの3機種が対象だったので、メインマシンと言うには少し心許ないという印象ではあります。ただ、2-3年後にはデスクトップ用の、もっとパワーのあるモデルが出て周辺ソフトも対応し、動作も安定してくると思います。ですので、そこまでの繋ぎ用のPCとしては、メモリを16GBにして10万ちょっとでMac miniを買うのもありかなと思いました。
そしてディスプレイを決めるわけですが、Mac miniはApple公式ではディスプレイは2台までとなっています。つまり、トリプルディスプレイは無理という事です。
ネットで見てみると6台のディスプレイに繋げた強者もおられるようですが・・・。
デュアルディスプレイにするとなると、24インチではちょっと狭いかな、と思うので、27インチ2枚にすることにしました。
フレックススキャンシリーズにしようと思っていたけど、、、
EIZOのディスプレイの中で一般的なのがフレックススキャンシリーズです。
一般的な事務用途に使える、とあります。そのほかに、カラーエッジシリーズという、価格も桁違いのシリーズがあります。最初はフレックススキャンシリーズのみで検討していました。
しかし、調べていくうちに、キャリブレーションという機能がついていた方が、正確な色を再現できると言う事を知りました。というのも、ディスプレイの画面の色は使っていくうちに変わっていく物だからだそうです。
また、見る人のディスプレイによって色合いが異なるそうです。ですので、色が関係する、イラストや映像制作に携わる方は、自分のディスプレイで正確な色が再現できるよう、ディスプレイにキャリブレーション機能がついている物を選ぶそうです。
そういう視点でYouTubeなどを見てみると、確かにYouTuberさんの中にはキャリブレーション機能付きのディスプレイを買った、という動画をアップされている方もおられるようです。
キャリブレーションについては、EIZOさんのこちらの記事が詳しいです。
また、カラーマネジメントについてはこの動画がわかりやすいです。
自分が今後、動画編集に携わるかもしれない、ウェブデザインに携わるかもしれない、と考えたとき、いちいちそれに対応するモニターを買うとなるとさらに追加の出費がかかるので、それならいっそカラーマネジメントモニターを最初から買ってしまおうと考えました。
ただ、2台もそろえるのはお金もかかるし1台あれば十分だよなー、と思ったので、1台はフレックススキャン、もう一台はカラーエッジ、という構成にしようと思ったのです。
カラーエッジについてはこちらの動画がとても詳しく説明されています。
カラーエッジのどれにする?CSかCGか?
カラーエッジシリーズの中でもさらにCSシリーズとCGシリーズがあります。
違いは、キャリブレーションを手動でしないといけないか自動でしてくれるかです。CSシリーズは自分でしなければならず、CGシリーズは自動でしてくれます。
CSのほうはCGと比べて価格が安く、私が見た時点ではYouTubeでみられる動画はCSシリーズの方が多かったです。
私はというと、めんどくさいなー、と思いました。キャリブレーションのためのソフトが2万円、キャリブレーションのための機材も必要、というのです。
シンプル生活を好み、物をなるべく減らしたい自分にとって、機材が1つ増えるのはなんだか嫌。収納場所もただじゃない。
そこで、かなり高くはなりますが、CGシリーズを買う事にしました。
結果、1台はCG279xを買いたいな、と、2020年末には思うようになりました。
もう1台のフレックススキャンは?
最初は、4kのEV2785か、2560 x 1440のEV2795かで迷っていました。
EV2785は約95000円、EV2795は約85000円。
4Kは27インチでは字が小さすぎるから結局拡大表示するので4Kの意味がないという記事も見ました。また、2560 x 1440のEV2795は2560 x 1440のCG279xとの相性もよい。
ただ、どっちもかなり高い。
EIZOダイレクトのEV2780が安くなってる!
いろいろ考えているうちに、EIZOダイレクトという、EIZO直営の通販サイトで、EV2780が特価で売りに出されるセールをやっていました。2016年発売の、若干古い機種です。税抜約63000円。税込みで約7万円です。EV2780の強みは次の通り。
- USB Type-Cに対応
- 4辺フレームレスデザイン
フレームレスデザインというのが筐体のコンパクト化に大きな役割を果たしている様です。一般的な24型のディスプレイと外形の大きさはほぼ同じ。
机にメジャーを持ってきて測ってみましたが、大きいけどまあいけるかなと。
EV2795の1世代前という印象ですが、USBそんなにポートの数が増えた以外そんなに変わったところもないので、EV2780でいいかなと。
で、EV2780でほぼ決まりかけたんですが、、、。
なんとなく、色がホワイトしかないのが引っかかる。既にAmazonプライムデーで購入済みのAmazonベーシックのアームも黒いし、隣に設置するCG279xも黒いので、色的にはチグハグな印象に。しかも、白い色のベゼルレスだとかえって視界の邪魔になるんじゃないか、と思いました。
また、EV2780で少し懸案していたのが、オーバースペック気味ではないかということ。27インチというサイズは欲しかったものの、EV2780についているUSB接続やデイジーチェーンはいらないかなと思っていました。というのも、USB接続はMacBookなどのモバイルPCむけの機能。Mac miniの私には要りません。また、デイジーチェーンはWindows機のみの機能。マックを購入する私には使えない機能です。
楽天ポイント込みで楽天市場の方が安い!EV2760を購入!
そんなこんなで悩んでいるうちに、楽天市場では、ショップ買いまわりでポイントが増える、買い回りセールをやっていました。そこで、楽天ポイントを含めて見てみたらどうなるかとみてみたら、楽天市場の方が実質安く買えるかも!と気づきました。楽天市場であればEV2780以外の機種も選べます。
EIZOの27インチの機種にはEV2780以外にもいくつか機種があります。その中でも、EV2760という機種に目が止まりました。
EV2760は、3辺フレームレスでUSB接続無し、デイジーチェーン無し。その分EV2780より価格が安くなっています。
EV2760の価格ですが、価格.comで当時EV2760のクレジット払いの最安値が6万円台前半。Amazonでも6万円台前半でした。一方、楽天市場のショップでポイント込みのEV2760の価格を見てみたらポイント倍率も相まって実質5万円台前半に。
特価になって税込7万円近くになっているEV2780より実質15000円ほど安く27インチのEIZOディスプレイを買えるんです。
こっちにしよう、と決心し、楽天の買いまわり期間中の、しかも0か5がつく日にポイント5倍つくキャンペーンもプラスしてポチりました。
いろいろ考えましたが、結果としてコスパと品質のバランスの良い機種を選べたと思います。
まとめ
ディスプレイはご自分の機器と用途に合わせて選びましょう。
私は、
- 仕事で使う(事務作業)
- 動画編集・WEBデザインにも使う(かもしれない)
- デュアルにしたい
- ノートPCを繋ぐ予定は無い
という事から
- CG279X
- EV2760
の2台にすることに2020年末の時点では決めました。ただ、動画編集・WEBデザインにも使うかは今後の方向性次第なので、とりあえず、お手頃価格で買えるEV2760だけまずは購入します。ディスプレイがなにか無いとM1mac miniの操作ができませんから。
もちろん、この構成が万人にあっているわけではありません。
- 初めてディスプレイを買う
- Mac miniで使う(ノートPCでは使わない)
という私の環境に、自分の予算から見て2020年末時点の自分から見てベターと思える選択をしただけです。
皆さんもご自身の用途をじっくり考えてディスプレイをお選びください。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。この記事が、どなたかのディスプレイ選びの参考になれば幸いです。
後日談
デュアルディスプレイ化を夢見ながら、EV2760を3〜4ヶ月使っているうち、自分にはカラーエッジシリーズはまだオーバースペック気味だと思うようになりました。
そこで、3月〜4月ごろいろいろ考え、市場価格にも照らし合わせて選んだ結果、EV2785を購入することにしました。
結果、EV2785のあまりのくっきりさに驚いています。
EV2785を設置した記事はこちらです。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ちなみに、以前、EIZOのEV2760を購入するときに書いた記事はこちらです。 […]