皆さん、ebay輸出でバイヤーさんから「日本国内への配送はできるか?」と聞かれて「え?送料安くなりそうでラッキー。送れるけどなんでそんなこと聞くの?何か落とし穴あるの?」と思われたことはありませんか?
例えば、「日本に滞在中だ」とか、「配達代行業者と契約していて日本国内のここに送ってくれ」とかです。
でも、ちょっと待ってください。そのまま指定された宛先へ送っちゃ、まずいことになる可能性があるのです。
「え?じゃ、どうすればいいの?」と思われるでしょうか?
結論は、「ebayで配送先を登録した後支払いしてくれればできるよ!」ということになります。
理由は、そうしないと
- ebayで正当に配達されたとカウントされない恐れがある
- 詐欺に遭っても救済されない恐れがある
など、さまざまなデメリットがあるからです。
以下、具体的な対処方法を、場合を分けて書いていきます。
購入前の場合
まずは、購入前に、連絡が来た場合です。
この場合はさほど問題はありません。
「住所を実際の配送先に変更してから購入してね。」と伝えましょう。
え?「そんなこと言って面倒くさがられないか?」って?
確かに、こちらがあまり経験がないと、『バイヤーさんにとって面倒でないかな?私から買うのをやめて他のセラーさんに流れていってしまわないかな?』と思ってしまいますよね。
しかし、ebayのことをある程度わかっているセラーさんだったら誰もがそのように答えるでしょう。ですから、他のセラーさんにその点で競い負けることはないと思います。
また、いずれ何処かの段階で実際の配送先をこちらに知らせないといけないので、バイヤーさんにとってもさほど面倒でないはずです。
さらに、配送先も複数登録できるので、今回登録しておけばバイヤーさんは他の買い物の際にも流用できます。バイヤーさんにとっても、いちいちその都度配送先を連絡しなくても良くなり、トータルとしてバイヤーさんの手間を省くことにつながります。
ですので、躊躇せず、「実際の配送先に変更してから購入してね」と伝えましょう。
購入後支払い前の場合
例えば、オークションで落札された後、支払い前に連絡が来た場合です。
この場合は、ぎりぎりですが対処法があります。
支払い前に、バイヤーさんに、「支払い前に、配送先を実際の住所に変更してから支払ってください。」と連絡します。
この場合も、今回登録した住所は今後の買い物でも使えるので、バイヤーさんにとってもメリットがあると思います。
注意点は、支払い前に住所を変更してもらうことです。
もし支払い後になってしまったら、次で述べるように一手間かかることになります。
購入後かつ支払い後の場合
例えば、固定価格で即時払いで設定していた商品が購入された後、バイヤーさんから「日本国内に送ってくれないか?」と連絡が来たような場合です。
結論として、「一旦取引をキャンセルして、住所を変更した後、再度購入、という手続きが必要になる。それでいいか?」と連絡します。
キャンセルはセラーであるこちらからしかできないからです。
この際、キャンセルは必ずバイヤーさんの承諾を得た後に行いましょう。
同意が得られたら、バイヤー都合、または、バイヤーの住所に問題があった、を選んでキャンセルします。
その後、バイヤーに、「キャンセルしたので住所を変更してくれ。」とメッセージを送ってもいいでしょう。
そして、バイヤーの住所変更・再購入を待ちましょう。
バイヤーさんによっては、再購入の際に、国内配送ということで安くなった送料分を割引いた価格でベストオファーをつけてくる方もおられるかもしれません。送料的に問題ないならOKをして、お互い気持ちよく取引できるようにするのも手ですね。
購入後は、配送先が確認できるようになるので、きちんと日本国内の配送先として必要な情報が入力されているか確認して取引を進めましょう。
おまけ
もし、その後に使う運送会社が、商品説明欄に書いてある会社と違う場合は、「どの運送会社で送ります。」と連絡してもいいかも知れません。大抵、OKしてくれると思います。
別に、向こうも、国際便と国内便とで運送会社が変わるのは了承済みでしょうからわざわざそこまで連絡しなくてもいいような気もしますけどね。ここは好き好きですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大事なことは、「ebayで登録されている住所以外には送らない」ということを徹底することです。
この記事では、そのための具体的な方法を書いてきました。
私も初めて直面した時はとても戸惑ったものです。特に、支払い後ですと、バイヤーさんに一手間かけてもらわないといけないので、「応じてくれるかな?」と不安になったものです。
でも、実際にやってみると案外すんなり応じてくれる印象です。もし応じてくれないバイヤーさんに当たったら、妥協せず、今回は縁がなかったと思って取引をキャンセルさせていただきましょう。また別のバイヤーさんが買ってくれることを期待して。
この記事が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。ではまた!
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