皆さん、タッチタイピング、できますか?
私はまだまだうまくできません。そんな私のような、タッチタイピングの練習に悩んでおられる方に向けて、いくつかのタッチタイピング練習方法の体験談を書いてみたいと思います。初心者さんに優しい内容を書けたらと思います。
Macアプリ「タイピスト」
現在1番のおすすめが、Macのアプリである、「タイピスト」というアプリです。このアプリは、Windows機では使えなかったので、Macを買ってよかったことの一つです。
「タイピスト」のよかった点は、
- 0から丁寧に教えてくれる
- 進み方がゆっくりなので、初心者でも確実に進めやすい
- マイナーな文字表記にも最後の方で触れてくれる
などです。
タッチタイピングの基本的なキーである「F」や「J」から始まり、その隣や上下など少しづつ使うキーを広げていってくれるため、無理なく使えるキーの数を増やしていける進み方になっています。
後で紹介する「e-typing」よりもかなりゆっくりめの進行だなという印象を受けました。
また、特に、進み方がゆっくりになる要因として、ひとつ間違えるともう一度繰り返させられるので、自然と繰り返しが多くなり、苦手な部分の練習回数を増やせる、という点もあると思います。
本当の初心者にとっておすすめですし、ある程度タッチタイピングを練習したことがあるよ、という方にとっても、基礎を盤石にするためにもおすすめです。
ただ、デメリットもあります。
- ちょっとキーを押し間違えただけで同じことを繰り返させられるため、時間がない、とか忙しい時にはイライラする
- 繰り返しや復習が多すぎて進行が遅く、モチベーションが尽きて最後までやりきれない恐れがある
などです。
長丁場になるので、あまり根詰めてやらず、気軽に音楽でも聴きながらやるのでもいいと思います。私は、後半は、YouTubeで誰かが喋っているのをふんふんと聴きながら、多少間違えるのも織り込み済みでとにかく継続することを意識してやりました。ちょっと不真面目ですが、途中でやめるよりはよかったと思います。皆さんも、自分なりに楽しんで継続できるやり方を探してみてくださいね。
MacでもWindowsでもできる!「e-typing」(イータイピング)
こちらは、ブラウザ上で動くタイピング練習サービスなので、MacでもWindowsでも使えます。こちらも基礎的なところから練習させてもらえます。
こちらは、先程の「タイピスト」が、ホームポジションから順々に左右均等に使えるキーを広げていったのとは異なり、日本語のあいうえお順で練習が進んでいきます。ですので、まず「あいうえお」という、日本語の母音から始め、その後、子音をどのキーで押すかというところを練習して行きます。そのため、日本語の構造上、カ行はこのキーをこの指で押す、サ行はこのキーをこの指で押す、のように、ひとつ子音を覚えるごとに一気に五つ打てる語が広がる、という学習進度の速さを感じることができました。
また、いろんなテーマでタイピング練習ができる仕掛けになっていたり、可愛いキャラや絵が描いてあったりと、楽しくできるような工夫もされています。超初心者からある程度上手に打てる人まで、長く使えるサービスかと思います。これでなんと無料で使えるんですから、使わない手はない、と思います。
ゲーム感覚でつい熱くなる!「寿司打」
マコなり社長の動画でも触れられていましたが、ゲーム感覚でタイピングの速さを高められるサービスが「寿司打」というサービスです。
これも、「e-typing」(イータイピング)と同じようにブラウザ上で動くサービスなので、MacでもWindowsでも使うことができます。
この寿司打のメリットは、時間に追われるためゲーム感覚でできるのと、段々と難しくなっていくので、自然とタイピング速度が上がる点にあります。熱くなってつい手に汗が滲むこともしばしばです。
ただ、超初心者にはなかなかきついです。一番簡単な3000円コースでも、途中からぐんぐんと難しくなっていくからです。寿司打をやってみてきついなと思う方は、遠回りにも思えても、まずは「e-typing」などを使って、ゆっくりでもいいからタッチタイピングができるようになることを目指したほうがいいでしょう。
動画で学ぶのもおすすめ。YouTubeで探してみよう!
以上はアプリやブラウザ上で学ぶ方法でした。これらは、基本的に、黙々と自分1人で練習する感覚ですね。でも、それでは続かない、というあなた、今は動画でも無料で学べる時代です。「タッチタイピング」などのキーワードで検索して、タッチタイピングについて教えてくれる動画を探してみましょう。
動画で学ぶメリットは、
- 話しかけられている気がして1人じゃない、と思えてモチベーションが続く。
- 実際にタイピングをしている様子を見ることができて指の動かし方のイメージを掴みやすい。
- 話者のペースに合わせて進んでいくので、ざっと全体像を掴みやすい。
などがあります。モチベーションの維持や気分転換に使ってみるのもいいかもしれません。
ちなみに、私はこの動画が気に入りました。長さが20分ぐらいとあまり長すぎないのがいいです。
ただ、注意点があります。
- 一回聞いてやっただけでは身につかない。復習・反復継続が大事。
ということです。わかったつもりになっても、それを自分の血肉になるまで反復継続できるかが大事です。これは、どんな習い事・学習でも一緒でしょうけどね。
これは自分に言い聞かせるためにも書きました。
皆さんはどんなタッチタイピングの練習が気になりましたか?まずは習うより慣れろだと思います。失敗してもいいのでまずは小さく始めてみましょう。
私のこの記事が、タッチタイピングの練習をしようとしておられる方々の参考に少しでもなれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました。
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